こんにちは、美谷千恵です
「自分を超える」とは、どういうことかというと、自分の思考や役割に縛られず、本来の自分の可能性に気づくことです
つい、今までの経験から考えてしまったりして、やりたいことがあっても「自分には向いていない」「自分には無理だ」と諦めてしまいますよね
今回は、「存在」と「自己超越」という考え方をもとに、静けさを感じながら心を整え、日常を豊かにする方法を紹介します
この内容を知れば、あなたの日常に、心の平穏と新たな気づきがやってきますよ
存在するとはどういうこと?
「存在」という言葉は、形あるものと形を超えた本質を意味します
私たちが普段意識している自分は、名前や役割、感情といった「形」に基づいたものです
簡単に言うと、父や母、兄弟姉妹、上司と部下など、家庭や地域、職場での立場・役割を演じているということです
しかし、その奥にある形を持たない「存在」に気づくことが重要です
この「存在」に触れるためには、日常の中で短時間でもいいですので、静かな時間を持つのが効果的です
たとえば、深呼吸をしながら目を閉じ、今ここに意識を集中させてみましょう
その瞬間、頭の中の雑念が消え、心に静けさが訪れます
この静けさは、自分が形にとらわれない存在であることを教えてくれます
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し行うことで慣れていきます
自己超越とは何か?
「自己超越」とは、自分が作り上げたアイデンティティやエゴを超えることです
私たちは日々、自分に制限をかけてしまいがちですが、これを手放すことで自由を感じることができます
その方法は、思考を一時的に止め、純粋な意識に触れることです
たとえば、静かな場所で数秒間目を閉じて、自分が「ここにいる」ことを意識してみてください
そのとき、名前や役割、感情から一瞬解放されます
この感覚は短い時間でも、あなたに大きな影響を与えます
毎日少しずつ実践することで、自分を超えた自由な感覚が育まれます
そして、それがあなたの生活全体にポジティブな影響を与えていきます
「存在」が生む創造性
「存在」を意識することで、創造的なエネルギーが生まれます
このエネルギーは、自分の得意な分野やスキルを通じて自然に表現されることが多いです
たとえば、アーティストがインスピレーションを得たり、作家が新しいアイデアを思いついたりする瞬間は、この「存在」の力が働いています
ただし、創造性は目に見える成果だけではありません
人間関係においても「存在」の影響は表れます
たとえば、家族や友人と話しているとき、ただ静かに相手に寄り添うだけで、安心感を与えることがあります
このような変化は、「存在」のエネルギーが自分を超えて他者にも影響を与えている例のひとつです
日常に「存在」を取り入れる
日常生活の中で「存在」を意識することで、心が整い、生活の質が向上します
その方法はとてもシンプルです
たとえば、朝の時間を使って短い瞑想をしたり、自然の中で静かに過ごす時間を作ったりしてみましょう
また、「今ここ」に意識を向ける練習も有効です
歩いているときや食事をしているとき、その瞬間に集中してみてください
歩く時にふみ出す足を「右・左」と意識する、静かに食事を味わうといったことです
「存在」を意識していると、自分を変えようと無理をする必要がないことに気づくはずです
自然体でいるだけで、インスピレーションや直感が湧きやすくなり、周囲との関係性も良好になります
これを続けることで、自分を超えた新たな感覚が日々の生活に広がっていきます
静けさの中に可能性がある
自分を超える道は、思ったよりもシンプルです
それは、日常の中で静けさを感じ、「存在」に気づくことから始まります
この感覚を少しずつ育てることで、心が自由になり、新しい発見が自然と生まれてきます
小さな一歩から始めて、静けさとともに自分の可能性を広げていきましょう